2014年03月05日

Caro Emerald/That Manの歌詞 和訳

 こんばんわ。

 今回は、オランダの歌手、カロ・エメラルドの2010年のデビューアルバム「Deleted Scenes From The Cutting Room」のオープニング・ナンバー、「That Man」を取り上げてみました。(オランダの歌手といっても歌は英語です。) 

 彼女は、日本での知名度は若干低めですが、地元オランダでは超絶人気で、前述のデビュー・アルバムは、あのマイケル・ジャクソンの「Thriller」がもつ26週連続1位の記録を抜き去り、30週連続1位となった程です。

 彼女は、ジャズ・シンガーとカテゴライズされているんですが、個人的には、このジャンル分けには、少々疑問を感じています。そもそも、ジャンル分け自体がナンセンスだ、なんて意見もよくお見かけしますが、発表される膨大な楽曲の中から意中の音楽を探すためには、ジャンル分けは一定やむを得ない行為なのだと私は思います。で、ジャズというと、芸術的で、難しいイメージを持たれているのが一般的なので、彼女の音楽を聴くと、ジャズ好きな人は、きっと裏切られた気分になるだろうなと思いますし、逆に、本当は彼女の音楽を気に入るであろう人が、ジャンル分けのせいで、なんだか取っつきにくいものだと敬遠されてしまうように思うんですよね。

 でも実際は、彼女の音楽は、芸術至上主義なんていうお堅いものではありません。アドリブ主体でもありませんし、インター・プレイの応酬なんてのもありません。良い意味で娯楽性が強く、そして、ホットでワクワクする音楽です。(もちろん、ジャズもホットでワクワクする音楽です、念のため。)

 彼女の音楽は、あくまでも、ジャズ風であって、敢えていうなら、ジャズが今のモダン・ジャズになる以前の1920〜40年代の大衆芸能的なジャズ、いわば失われたジャズを体現したものといえるでしょう。とってもノスタルジックなのですが、それが単なるノスタルジーに終わらず、しっかり今の音楽にミクスチャーされているのがミソなんです。

 彼女はジャンル分けのせいで、少なくとも日本では、損をしているような気がします。でも、彼女の音楽は、とても素敵なので多くの方に聴いていただきたいです。

caro-emerald-deleted-scenes-from-the-cutting-room-floor-2009-front-cover-24431[1].jpg

 



Caro Emerald/That Man

I'm in a little bit of trouble
And I'm in real deep
From the beginning to the end
He was no more than a friend to me

私は、ちょっと悩んでるの。
でも、それは本当はとっても深いの。
最初から最後まで、
彼は私にとって、友達なんて呼べるものじゃなかったの。

The thought is makin' me hazy
I think I better sit down
Cause like the sweetest serenade
Bet he knows he's got it made with me

甘いセレナーデのような気分で頭はクラクラ、
じっと座っている方がいいみたい。
彼は、きっと私のことをモノにしようしてるんだって思うことにしたわ。

Twisting round on a carousel
This speeds' too much to stop
One second I'm thinkin' I'm feeling the lust
And then I feel a lot

メリーゴーランドはグルグル回って、とても止まりそうもない。
私の欲望は、どんどん増していくばかり。

That man is like a flame
And ooh that man plays me like a game
My only sin is I can't win
Ooh I wanna love that man
Ooh that man is on my list
And ooh that man I wanna kiss
My only sin is I can't win
Ooh I wanna love that man

あの男は、まるで炎のよう。
ああ、あの男は、私にゲームを挑んでいるよう。
私の唯一の罪は、あの男に勝てないこと。
ああ、私は彼を愛しているの。
彼は、私のリストに載っているわ。
ああ、彼にキスをあげたい。
私の唯一の罪は、あの男に勝てないこと。
ああ、私はあの男の愛が欲しい。

Now it's like I'm on a mission
Headed everywhere
And if it takes a little long
And it feels a little wrong who cares?

今、私はどこにいても使命を与えられてるような気分。
そんな気分が、ずっと続いているの。
その気分は、誰かに抱かれているような感じっていうのは見当違いかしら。

My baby fits the description
And does it easily
A little Gable, some Astaire
When he dances I can hardly breathe

私の可愛い彼は、とっても理解し易い人よ。
彼は、ちょっとしたゲーブル、それともちょっとしたアステアかしら。
彼がダンスしてると、私は息が出来なくなる程よ。

Someone call a doctor
Need some help to rescue me
One second I'm thinkin' I must be lost
And he keeps on findin' me

誰かドクターを呼んで!
私には助けが必要なの。
彼に、見つめられると一秒が、永遠に感じてしまうの。

That man is like a flame
And ooh that man plays me like a game
My only sin is I can't win
Ooh I wanna love that man
Ooh that man is on my list
And ooh that man I wanna kiss
My only sin is I can't win
Ooh I wanna love that man

あの男は、まるで炎のよう。
ああ、あの男は、私にゲームを挑んでいるよう。
私の唯一の罪は、あの男に勝てないこと。
ああ、私は彼を愛しているの。
彼は、私のリストに載っているわ。
ああ、彼にキスをあげたい。
私の唯一の罪は、あの男に勝てないこと。
ああ、私はあの男の愛が欲しい。

Ooh, I'm gonna find that man
You bet ya, I'm gonna find that man
Ooh, I'm gonna find that man
I'm gonna find that, I'm gonna find that man

ああ、私は、あの男をモノにしてみせるわ。
あなたも賭けてみればいいわ、私が彼をモノにするところを。

ああ、私は、あの男をモノにしてみせるわ、きっとモノにしてみせるわ。





 
 なかなか、情熱的な内容の歌詞ですね。それと、冒頭でも彼女の音楽はとってもノスタルジックと紹介しましたが、それは、歌詞にも表れていて、「ゲーブル」と「アステア」という人名が出てきますが、前者はクラーク・ゲーブルで、後者はフレッド・アステアのことなのだと思います。両名とも1930〜1940年代を中心に活躍した銀幕のスターで、クラーク・ゲーブルは『風とともに去りぬ』、フレッド・アステアは『有頂天時代』なんかが特に有名です。

 実は、私、彼らの映画は観たことないのですが、名前といつの時代の人なのかくらいは知っているので、この歌詞を聴いているとタイム・スリップした気分になりますね。彼らのことをよく知っている方は、なおさら郷愁に誘われることでしょう。

 今回の翻訳に関しては、正直よく分からない部分が少なくなかったので、結構、勢いで訳しちゃいました。語学って難しいですね。間違いがお解りになる方は、どんどん指摘していただきたいです。

 では、また。









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posted by 吉岡富万 at 19:53| Comment(2) | Caro Emerald | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
素晴らしい!!曲もいいし、PVも見れば余計に引き込まれる!!
Posted by Hachi at 2014年03月13日 14:34
コメントありがとうございます。

確かにPVおしゃれでカッコイイですよね。
Posted by 吉岡富万 at 2014年03月13日 18:35
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